刻印がトリケラトプスに見えることから恐竜金貨とも呼ばれ、古来よりコレクターに珍重されています。もしかすると紀元前5世紀ごろのヨーロッパの深山幽谷には恐竜が生存し、古代アテネ人によって目撃されていたのかもしれません。しかし常識的に考えれば、当時の人々に恐竜の認識などはなく、おそらくは恐竜以外の生物を描いたにもかかわらず余りにも稚拙な表現力のために結果として現代人の目に恐竜に見えてしまうのかもしれません。前者の方が夢のある発想ですね。

今回は委託品です。早期の換金のため大幅に値下げして出品することに委託者が同意しました。息を呑むほど深みのある黄金色です。鋳造時の時代背景までひしひしと伝わってくるかのような臨場感があります。撮影の際の光の量によって実物と違った色に写ることがあります。パッケージの1辺は約5cmです。大きさの参考になさってください。タイトルに記載した量目は委託者宅の計量器で測定した値から販売店に問い合わせて確認したパッケージの重さを差し引いたコインのみの重さです。0.2g以内の誤差をお許しください。これまで一度も鑑定に出したことがなく、正真正銘の真贋不明ですが、トラブル防止のためあえてレプリカ・非金製品として出品させていただきます。高騰防止のため即決価格をご用意しました。
自己紹介欄にオークション休業日を記載させていただいております。お手数とは存じますが、ご入札前にお読みいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。