『星の塔』 高橋克彦 ランダムハウス講談社 |
遠野をはじめ、東北地方は民話の宝庫である。その昔、雪のしんしんと降る夜、古老が囲炉裏端でとつとつと語り継いできたように、現代の物語の鬼才が静かに語る恐ろしい物語。舞台は隠れ里、語られるのはザシキ様、鬼婆、夜の闇、蛍ヵ淵に浮く裸身、嬰児の薫製、お隠れさま。 |
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