日本の刺繍・現代に生きる伝統・3分冊/紅会・斎藤磬/基となっている心やそして環境を私なりに努力している伝承のさまをお伝えしたかった

商品説明

日本の刺繍・現代に生きる伝統・3分冊/紅会・斎藤磬/基となっている心やそして環境を私なりに努力している伝承のさまをお伝えしたかった

昭和50年 厚さ約6㎝ 52.8㎝×39.3㎝程度 重さ9.78㎏

上・下・別冊の3分冊

あまり見かけない本ですね。今となっては貴重な一品でしょう。お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。ゆうパックでの発送になります。

昭和四十九年十一月までの丸二年間、三ヶ月に一集づつ発行した作品集の繍袋帯百点を、この度、京都書院から再び合本として発行してはとのおすすめを受けました。私と私の弟子達の未熟な作品群でありますし、おこがましさをかえりみない初回の企てでもありましたので、今秋発行予定の、つづいての十一集から二十集が終了したところでと、ご辞退しつづけましたが、 集の前半数号の不足を揃えたいというお声も多いのでとのおすすめも再三で、それでは極く少部数をとお願いして、この度の 発行となりました。

「日本の刺繍」の毎号、巻頭に「あいさつ」を載せて皆さまにお読みいただきました。私の手許で作られた作品であれば、 作品そのもの・解説をまず文章にするべきでありましたが、それではなくて、今は五十名近くになった工房の弟子達(全寮制) の心と技の指導のあけくれを、大半、述べさせていただいたことでした。作品や技術の解説よりも、その基となっている心や そして環境を、私なりに努力している伝承のさまを、お伝えしたかったからでした。

今、五月、私の工房、京その他の家屋をとりかこむ自然の姿は、濃青葉に移る前の若緑が萌えさかっています。十余年前、七 代うちつづいた醸造業の旧家の跡地七千余坪をゆずりうけた頃の荒廃のさまは今はどこにもなく、当時は、随所においしげる藪の中に踏みこめば、出る方向がわからぬ程の荒れを、今はもう探すことも出来ず、菜園、果樹(梅、桃、梨、栗)園と小規模ながらも整い、周りの林の中も年毎の下刈りのために萱もすっかり矮生となって、春先のわらび、ぜんまいも採りやすく、 秋のしめじも探しやすくなりました。

私の許へ、繍の技の修行にくる若い人達は、通常五年をここで過してゆきますが、朝夕にこの野に立って畑仕事をすることで心を洗い、生みだすことの実感を身につけて、そして巣立ってゆきます。

お探しの方、お好きな 方いかがでしょうか。

中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。外箱小傷、小汚れ、小破れ。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。218362
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