中国、明(みん)朝末期の特色ある五彩磁器です。呉須赤絵は日本での呼称で、西欧ではSwatow ware(汕頭(スワトウ)磁器)という。乳白色の磁胎に燃えるような赤を基調にして、緑、黄、青、黒などの釉彩(ゆうさい)で自由奔放な文様が描かれ、民窯らしい艶美(えんび)な表情は日本人に人気がある。窯はかつては福建省の石碼窯(シーマよう)と推測されたが、判然としてはいない。金襴手(きんらんで)や万暦民間様式の染付磁器など景徳鎮窯の造形系譜を引くところから、おそらく景徳鎮(江西省)の近くの窯の作かと思われる。東南アジアを経て日本に大量に輸出された。

[矢部良明]

『斎藤菊太郎著『陶磁大系45 呉須赤絵・南京 赤絵』(1976・平凡社)』参照

茶碗寸法 直径=126 高さ=60 高台直径=52くらいです。合箱。発掘品の為、多少のスレ、高台の欠けは有りますが、綺麗な茶碗蒸し見立てだと思います。


発掘品です。30年くらい前に、愛好者の方から譲っていただきました。、当方は愛好者として集めていました。詳しい事はかりかねますので写真を参考にしてくださいませ。
後継者が興味がなく終活を兼ねて品物を処分しております。興味がある方は、宜しくお願い致します。

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