第二次世界大戦期、名誉除隊した米軍の兵士に授与されたラペルボタンです。
英語では「Honorable Service Lapel Button」といい、着用者が兵役を終えていることを示すため使用されました。
除隊した軍人は軍服を着用することを禁じられていましたが、当時は衣服の供給が不十分で私服を入手することが難しかったため、このラペルピンを着けることで、退役軍人も一定期間は軍服を着用することが許されていたと伝えられています。
モチーフになっている鳥はアメリカの国章にも登場するワシですが、これがアヒルのように見えることや、羽根を広げた様子が「破裂している」ように見えることなどから、このボタンはアメリカでは「Ruptured Duck（破裂したアヒル）」というニックネームで呼ばれています。
本品は表と裏が繋がった一体型で、ジャケットのエリのボタンホールに通して着用します。（現在は一般的にジャケットのボタンホールは塞がっていますので、もし使用する場合は、カッター等で穴を開く必要があります）
サイズは、表側が1.1×1.6cm 裏側が直径1.4cmです。
※画像6枚目は、このラペルボタンについて伝える当時の広告です。参考のために掲載したもので、出品物には含まれません。
●状態
小傷・軽いくすみ・汚れ・歪みがみられます。
●発送方法
…ゆうパケット（追跡あり・補償なし）
追跡番号つきで、郵便受けへの投函となります。万一の事故・盗難・紛失の際の補償はありません。
●お取引にあたってのお知らせ
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