【詳細】
初版帯付 円城塔 バナナ剥きには最適な日々 早川書房刊

2012年4月15日初版 早川書房発行 帯付

「はやぶさ」風味の無人探査機がバナナ型宇宙人を夢想するといえなくもない表題作、
リンゴを求める旅人が無限に拡がる時計の街を往くらしい「エデン逆行」など、
SFから幻想小説まで9篇で語られる、とちらかというとわかりやすく、そのくせ深い、
人生と世界に関する個人的見解。

円城塔
1972年、北海道生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。2007年「オブ・ザ・ベースボール」で文學界新人賞受賞。2010年『烏有此譚』で野間文芸新人賞。2011年、早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞受賞。他の著書に『Self-Reference ENGINE』『Boy's Surface』『後藤さんのこと』『これはペンです』などがある。

【状態】
経年劣化により多少の焼けは御座いますが、カバーにスレ、傷少なく、全体的には概ね美本です。
※カバー背表紙部に若干焼けが御座います。