■■『書籍』・・・■■ ―”骨董の名人に聞く”― ●●『古伊万里の見分け方』・・・●● **”GAKKEN INTREIOR MOOK”** ―”表紙カバーに”― ◆ほんもの・にせものを見分ける。 ◆柿右衛門・鍋島など・様式を見分ける。 ◆17世紀後半・18世紀前半など・時代を見分ける。 ◆キズや直しの度合いで・価格の違いを知る。 ◆製作工程を通じて古伊万里の特徴を知る。 ◆古伊万里のふるさと徹底ガイド。 ―”はじめに”― ★古美術骨董は生きものです。 ことに古伊万里は・いまが旬です。 値段も安く・比較的手に入れやすい古伊万里は・骨董 市にあふれています。 また・贋作をよく見かけるのも古伊万里です。 いい物を手に入れたと・喜んで家に帰り・よく調べて みたら贋作をつかまされていた・などという経験はあ りませんか? 古伊万里ファンが増え、古美術としての名品を鑑賞す る機会は増えてきたものの・古伊万里の様式や時代、 あるいは、真贋を見分ける知識はなかなか教えてもら えません。 本書は、古伊万里を蒐集する読者の要望に応えて、す ぐに役立つガイドブックをめざしました。 「よい買い物をするコツは、信頼できる店で買い物を ること」・とは、古美術の世界でよく言われることで す。 信頼のできる店には、必ずその道に明るい人がいます。 そんな人との付き合いのなかで、蘊蓄に耳を傾け、眼 をやしない、気に入った品を分けてもらい、世界を広 げていくのが、買い物上手ということでしょうか。 大阪老松町・「瀧川峰晴堂」・の黒川成守氏と・東京 青山骨董通り・「たさぶろう」・の森成一氏さのお二 人はそんな方々です。 本書のために、古伊万里についての知識を懇切ていね いにご指導くださいました。 両氏には心より感謝申し上げます。 ■発行日=1997年12月12日・(第1刷発行)。 ■発行所=株式会社・学習研究社。 ■サイズ=21×25.5cm。 ■表紙カバー。 ■定価=1800円+税。 ■状態=美品。 ●表紙カバーに、多少の傷・ヤケが有ります。 ●本誌内に、多少のヤケが見えますが ●大きなダメージは無く ●年代的には良い状態に思います。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日より経年を・経て下ります。 コンディションに係らず・古書で有る事を 充分に御理解の上・御入札下さい。 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・!! ●全・112頁・・・!! ●指導・・・!! ◆黒川成守(瀧川峰晴堂)・森茂一(たさぶろう)。 ●各項目に・解説・見分けるポイント・他・・・!! ―”真作・贋作・比較写真”― ◆真作―贋作・(表面・側面・裏面・他)。 ◆真作―贋作・(寸法・所蔵)。 ◆解説。 ◆他・・・・・。 ―”見込み周りの文様・(時代別)”― ◆渦唐草文。 ◆半花菱文。 ◆波頭文。 ―”そば猪口”― **”(22点)”** ★十八世紀になって・食器類がそれぞれの用途に応じて 作られるようになりました。 その結果・いわゆる蕎麦猪口が生まれたのです。 生掛けで・高台があり・上げ底で・やや重く作られて いる蕎麦猪口だから・初期伊万里のものだとしている のは誤りです。 これらの猪口は・元禄・享保期・(1688~173 6)・になってから作られたものがほとんどです。 また・このころに作られた猪口に・印判手の蕎麦猪口 があります・(67ページ参照)。 蕎麦猪口は・その名の通り蕎麦を食べるときに使われ ていたのかというとそうではありません。 江戸時代には向付として使われていたようです。 ちなみに・猪口とは酒を飲むときの酒器・刺身や酢の 物を盛る小鉢・(いわゆる・「のぞき猪口)・」とい う意味です。 蕎麦猪口は・十八世紀中頃から・大量生産されるよう になり・有田以外の地域でも生産されるようになりま した。 一般に・「ころ茶碗」・と呼ばれているものは・波佐 見で作られていた・いわゆる・「くらわんか」・です。 蕎麦猪口の形は単純ですが・その文様の数たるや無数 です。 数千種類とも・数万種類あるともいわれています。 磁気のなかでも安価な蕎麦猪口という世界に職人はデ ザインの粋を競ったのかも知れません。 まさに蕎麦猪口は、文様の百花繚乱の舞台です。 ここでは・蕎麦猪口の時代による見分け方と文様の種 類をジャンル分けして数例あげてみました。 ◆初期伊万里の猪口。 ◆18世紀前半の蕎麦猪口。 ◆18世紀後半の蕎麦猪口。 ◆19世紀前半の蕎麦猪口。 ◆のぞき・(18世紀)。 ◆ころ茶碗・(18世紀)。 ―”文様に見る・蕎麦猪口あれこれ”― **”(18点)”** ◆動物文様。 ◆人物文様。 ◆おめでたい文様。 ◆草花文様。 ◆連続文様。 ◆山水図文様。 ―”唐草文”― **”(18点)”** ★18世紀前半に出現した連続文様の代表が・蛸唐草・ 花唐草です。 他の文様が部分的に用いられているのに対し・唐草文 は器全体の空間を埋めつくしていることの多いのが特 徴です。 18世紀初頭の蛸唐草文は・文様の輪郭をあらかじめ 染付で線描きしたうえで・濃みで埋めています。 また・書き出しのところに・複雑な枝葉を描いていま す・(略・・・・・)。 ◆17世紀末期の蛸唐草文。 ◆18世紀前期の蛸唐草文。 ◆18世紀中期の蛸唐草文。 ◆18世紀後期の蛸唐草文。 ◆19世紀の蛸唐草文。 ◆逆蛸唐草文。 ◆萩・(夢)・蛸唐草文。 ◆17世紀末期の花唐草文。 ◆18世紀前半の花唐草文。 ◆微塵唐草文。 ●蒐集・資料などの参考に・・・!! ●探されていた方は・この機会に・・・!! ●以下・詳細をご覧ください・・・!! ◆掲載案内は抜粋して下ります。 ◆掲載内容はQ&Aより問い合わせ下さい。 ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■■『はじめに』・・・■■ ―”PART・1”― ■■『真贋を見分ける』・・・■■ ―古伊万里様式― ●「色絵芙蓉手花文皿」・・・● ・九州陶磁文化館。 ◆真作。 ◆贋作・(12万円)。 ―初期伊万里― ●「染付鷺文皿」・・・● ・戸栗美術館。 ◆真作。 ◆贋作・(15万円)。 ―鍋島様式― ●「色絵水仙文皿」・・・● ・栗田美術館。 ◆真作。 ◆贋作・(8万円)。 ―古伊万里様式― ●「染付日本地図文皿」・・・● ・栗田美術館。 ◆真作。 ◆贋作。 ―柿右衛門様式― ●「色絵双鳥松竹梅輪花皿」・・・● ・九州陶磁文化館。 ◆真作。 ◆贋作・(2万5千円)。 ―古伊万里様式― ●「染付芙蓉手VOC鳳凰文皿」・・・● ◆真作。 ◆贋作・(18万円)。 ◆贋作・(15万円)。 ―古伊万里様式― ●「色絵金襴手菊花形鉢」・・・● ・九州陶磁文化館。 ◆真作。 ◆贋作・(3点組・15万円)。 ―鍋島様式― ●「染付椿文皿」・・・● ・有田陶磁美術館。 ◆真作。 ◆贋作・(20万円)。 ―古伊万里様式― ●「色絵三果文皿」・・・● ◆真作。 ◆贋作。 ●「初期伊万里の贋作」・・・● ◆茶碗。 ◆徳利。 ◆辰砂染付皿。 ◆後絵・(皿)。 ●「古九谷の贋作」・・・● ◆八角皿。 ◆丸皿。 ■■『様式・時代を見分ける』・・・■■ ―”PART・2”― ●●「初期伊万里」・・・●● **”各部・解説”** ◆「染付釣人物文皿」 ・(1630年~40年代)。 ★見込み部分に描かれた釣り人の絵と、縁部分に 描かれた単調な櫛歯文様とからなる意匠は、中 国人好みの文様である。 このことから中国の意匠を模倣している様子が 分かる。 稚拙ながらも、言いようのない魅力にあふれて いる作品である。 ★単調な藍染付に濃淡をつけて絵柄に味を添えて いる。 この頃から、濃・(だ)・みの技法が用いられ ていたことを示している。 濃みとは太い筆で釉薬を塗りこむこと。 ★焼成段階で、磁土に含まれていた鉄分や不純物 が器面に噴出したり、匣鉢に入れていないため 、フリモノが付着しているものがある。 匣鉢とは、焼成時に作品を入れる筒。 ★李朝や唐津焼を基調としているせいか、陶器の 高台と同じような作りをしておりほかの時期の 古伊万里に比べて高台が高い。 高台の削り出し、高台脇の削りあげは、この時 期特有の形状である。 ★初期伊万里の皿の裏面には、釉薬を掛けた時に ついた指の跡が残っているものがある。 ★初期伊万里の皿や鉢・碗などでは、高台の径が 小さく、一般に高台径は器体径の三分の一とい われている・(時代に経るのに従って高台径は 大きくなる)。 **”初期伊万里・解説”** ★日本での磁器誕生期に肥前・(現在の佐賀県)・有田 で造られた磁器を、一般に初期伊万里といいます。 ここでは、磁器生産が始められた慶長15・(161 0)・年前後から、ヨーロッパへの輸出がはじまる、 万治2・(1659)・年までの時期をその対象とし ました。 ★略・・・・・。 ★当時、磁器専門の窯はなく、唐津焼の陶器窯で一緒に 焼かれることも多かったのですが、しだいに磁器専用 の窯が作られるようになり、磁器の生産量も増えてい きました。 したがって当初、その形状は李朝系・古唐津系の意匠 を活かしたものが主流でした。 初期伊万里期は染付を中心とした作品が圧倒的に多い のですが、李朝系の陶工によって磁器製作が支えられ ていたにもかかわらず、その図案は、中国明朝末の景 徳鎮の模倣にありました。 と同時に、日本独自の磁器の姿を求めて試行錯を繰り 返した時代でもありました。 ★山水文や花鳥文の普通の図案の完品で、七寸皿が・6 ~70万円以上。 吹墨など特殊なもので・300万円以上。 **”初期伊万里を見分けるポイント”** ★土灰釉の生掛け焼成るのため、器体表面に釉だまりが できやすく、透明感のない、全体に柔軟和な地肌。 生掛けとは、素焼をしない焼成方法で、素地に顔料で 文様を描き、その上に土灰釉を掛けて、一度で焼き上 げる方法のこと。 ★釉を掛けたときの指の跡が残っているものがある。 ★中国明朝の写しであるため、山水図と地文からなる素 朴な図案や、動植物を大きく描いた図案が多い。 ★窯の状態や染付顔料の呉須・(コバルトから作る)・ の使い方が一定していないために、藍の色味に違いが ある。 純粋のコバルトを贅沢に使った鮮やかな藍、高価なた めに薄めて使った淡い藍。 地呉須を使った黒っぽい藍のものなど。 ★李朝の磁器のように重く、全体に器体・(特に高台部 )・が厚く、焼歪みのある、素朴な作品が多い。 ★高台の作りは、李朝や古唐津のように、土もの・(陶 器)・の作りをそのまま活かした形状をしており、ほ かの時期の古伊万里に比べて高台が高い。 不均一で、砂目が多少付着していることもある。 ★皿や鉢、碗などでは、器体の直径に比較して高台の径 が小さい・(最初期では器体の径の約3分の1といわ れる)。 ●「芙蓉手」・・・● ★器体の縁に描く図案をいくつかに分割し・窓絵にした 様式を・芙蓉の花が開いた時の様子に似ていることか ら・「芙蓉手」・と呼ぶ。 ◆染付芙蓉手草花文八角皿・(同・高台)。 ●「吹墨」・・・● ★吹墨の技法とは・平皿に・野兎・柘榴・梅花文などを 描き・その文様を白く染め抜いて・染付絵具である呉 須を吹き付ける技法。 日本人好みの技法として現代でも用いられている。 ◆染付吹墨兎文皿・(同・高台)。 ●「銹釉」・・・● ★銹釉とは・かなり大量の鉄分を入れた釉のこと。 還元焼成すっることによって銹色になることから、こ う呼ばれる。 ちなみに鉄分の量を少なくすると、青磁になる。 ◆銹釉染付皿。 ◆銹釉茶筅型花器。 ◆銹釉柴垣雪持文変形皿。 ◆他・・・・。 ●「初期伊万里の図案」・・・● ★初期伊万里は、中国明末の染付磁器の模倣にはじまっ たため、中国での意匠をそのままに写し取っている。 そのための図柄として、山水図と地文を単純に組み合 わせたものや、身近に咲いている草花、山野の動物や 鳥、昆虫などを描いたものが多い。 ●「青磁」・・・● ★初期伊万里の青磁製造は・1630年になってからと いわれている。 青磁は・釉薬の中に鉄分の混じったものが入っていて ・それが焼成時に青緑色に発色するものである。 多くの場合は素地全体にかかられる。 また、ヘラ彫りで文様が描かれている皿も作られてい る。 ◆青磁染付鷺文皿・(同・高台)。 ◆青磁辰砂入桃形三脚鉢・(同・高台)。 ◆青磁蓮文皿・(同・高台)。 ●「九谷への変遷」・・・● ★初期伊万里の末期には・古九谷様式の要素を備えた作 品が出てくる。 口縁に捻りの入った皿や深みのある呉須を用いた作品 の出現である。 これらの作品から・初期伊万里から古九谷様式・(藍 古九谷)・へと変遷していく様子をうかがうことがで きる。 ◆染付草花文輪花皿・(同・高台)。 ◆染付椿文皿・(同・高台)。 ―”PART・3”― ●●「古九谷様式」・・・●● ★古九谷様式の魅力は・その意匠と色彩にある。 ひとつひとつに特別の注意を払って描かれた作品群に ・全く同じ意匠の作品は存在しないという。 古九谷様式の特徴である緑・紫・黄・赤・藍などの色 は・それぞれ独自の深みと・透明感を持っている。 ●「古九谷様式」・・・● **”各部・解説”** ◆「色絵山水文平鉢」・(同・高台・銘)。 **”古九谷様式・解説”** ★略・・・・・。 ★古九谷様式は、図柄と作品の状態によって値段が異な ります。 五寸皿で、数10万円のものもあれば、数100万円 するものもあります。 藍九谷は、七寸皿で、6~70万円以上。 **”古九谷様式・見分けるポイント”** ★緑・紫・黄・赤・藍などの色には、古九谷独自の深み と重厚感がある。 ★器を斜めにすると見える虹彩は、古い色絵磁器に共通 する現象であるが、古九谷様式には顕著に現われてい るものが多い。 ★皿の形状は、初期伊万里に比べて、高台径が大きく、 全体に少し薄作りで、見込みが広くて浅い。 ★藍古九谷は、深みのある濃い呉須を用いて、力強い筆 致で描かれているのが特徴。 ★他・・・・・。 ●「藍古九谷」・・・● ★藍古九谷とは・深みのある濃い色調の呉須を用いて描 かれた文様で・山水図や花鳥・あるいは幾何学文様を 絵画的・写実的に精緻に描いた皿類が多い。 全体的に・図案はおだやかな意匠と描写によるものが 多い。 また・藍古九谷の皿の裏に描かれている文様は大きく 二種類に分けれれる。 ひとつは・高台周りに円圏を巡らしただけのものであ り・他は・円圏に加えて花唐草文や唐草風文を描いて あるものである。 いずれもていねいに描かれている。 ◆染付鷺文花弁皿。 ◆染付鳥草花文皿。 ◆染付鶉文皿。 ◆染付鳥木文徳利。 ◆染付虎文皿・(同・高台)。 ◆染付桃文深皿。 ◆染付面取草花文大壺。 ◆染付竹文皿。 ◆染付竹虎文皿。 ◆他・・・・・。 ●「青手古九谷」・・・● ●「瑠璃釉」・・・● ―”PART・4”― ●●「柿右衛門様式」・・・●● **”各部・解説”** ◆「色絵松竹梅八輪花皿」・(同・高台)。 **”柿右衛門様式・解説”** ★略・・・・・。 ★色絵磁器の七寸皿で、300万円以上。 藍右衛門は、七寸皿で、6~70万円以上。 **”柿右衛門様式・見分けるポイント”** ★乳白色の素地・(濁し手)・が・色絵を鮮やかに映す。 濁し手では・染付を行わないで上絵を描くために・青 みのない乳白色の素地になるのが特徴。 ★藍柿右衛門様式は・呉須を薄めに使っていることとボ カシを利かしているところが魅力。 ★他・・・・・。 ●「柿右衛門の白磁」・・・● ●「藍柿右衛門」・・・● ●「柿右衛門の模写」・・・● ●「柿右衛門の人形」・・・● ―”PART・5”― ●●「鍋島様式」」・・・●● **”各部・解説”** ◆「色絵牡丹青海波文皿」・(同・側面)。 **”鍋島様式・解説”** ★略・・・・。 ★色鍋島は珍しいこともあって、七寸皿で、1000万 円以上・(図案によっては3~5000万円以上)。 藍鍋島は色鍋島の約3分の1程度。 **”鍋島様式・見分けるポイント”** ★染付で線描きをして・上絵を付ける。 ★葉の先端を裏返したり・葉の主脈と支脈と少し離して 描くのが特徴。 ★墨はじきの技法を用いて繊細さを意匠に活かす。 墨はじきは・染色のロウケツ染めと同じ技法で・白抜 きにする部分にあらかじめ墨で画いておいてから・染 付で濃み・(塗り)・素焼きをして墨の部分を焼き飛 ばすことによって・白抜きの文様を描くこと。 鍋島の様式では・青海波文・紗綾形文などによく使わ れる。 ★木製の盃の形をした・「木盃型」・の皿が鍋島の主流。 その大きさも三寸・五寸・七寸・一尺に限られている。 ★他・・・・・。 ●「鍋島の図案」・・・● ●「青磁」・・・● ●「藍鍋島」・・・● ―”PART・6”― ●●「古伊万里様式」・・・●● ●『17世紀後半の染付』・・・● **”17世紀後半の染付の特徴”** ★オランダ東インド会社の頭文字V.O.C名入りの皿が 輸出用として作られる。 ★中国の山水画、花鳥画の写しから、牡丹と、唐獅子、 龍と鳳凰、雲と鶴、松竹梅に柴垣、楼閣と人物、宝尽 くしなどの複合文様の意匠を取り入れるようになる。 ★高台に描かれている年款は、中国磁器の模倣として、 初期伊万里のころから書かれてきたが、この時代から きちんとした楷書体で書かれるようになる。 この時代の年款とては・「大明年製」・「成化年製」 ・と書かれたものが多い。 他に、角福などもある。 ★他・・・・・。 ●『18世紀前半の染付』・・・● **”18世紀前半の染付の特徴”** ★花唐草、蛸唐草などの連続文様のひとつひとつが、き っちりていねいに描かれている。 ★文様の染付で縁取りしているのは、時代が古いことを 示す・(ていねいな仕事をしていることの証)。 ★見込み周りに渦唐草が描かれるようになるのは元禄期 ・(1688~1704)・末以降。 元禄末期に、渦唐草が二重に正確な筆致で描かれてい る・「二重渦唐草」・からはじまったと思われる。 ★他・・・・・。 ◆染付楼閣文皿。 ◆染付桜文向付。 ◆染付柳下鷺文皿・(同高台・裏銘)。 ◆染付青磁吹墨鷺文深鉢・(同高台)。 ◆染付芙蓉手渦雲牡丹文皿。 ◆染付草花文深皿・(同高台・裏銘)。 ◆芙蓉手花卉花唐草文皿・(同高台・裏銘)。 ●『18世紀後半の染付』・・・● **”18世紀後半の染付の特徴”** ★天明期に・乾隆様式と一緒に流入してきたと思われる 明るい茄子紺の染付が出てくる・(浮世絵で使われて いる藍と同じ顔料)。 ★布の藍染の手法を取り入れた、染付を白く抜いた染抜 き・(白抜き)・の技法の出現。 ★花唐草、牡丹花唐草文様などでは、花を描かずに、葉 や蔓だけを描くようになる。 萩・(夢)・唐草や微塵唐草文様などの花のない唐草 文が出てくるのはこの時代。 ★他・・・・・。 ●『19世紀前半の染付』・・・● **”19世紀前半の染付の特徴”** ★微塵唐草や花のない唐草が、さらに増え、描き方もラ フになってくる。 ★陽刻文で地図の輪郭を取り、染付で国名や国の形を描 き、海は青海波文、天と地には鶴が舞っている。 万国地図や日本地図の大皿がたくさん作られた。 ★天保期よりオランダ貿易が復興する。 コンプラ瓶はその代表的商品。 また、南蛮人を描いた製品も多い。 ★他・・・・・。 ●『17世紀後半の色絵』・・・● **”17世紀後半の色絵の特徴”** ★見込みと絵と縁文様とからなる意匠は輸出用向け。 皿類では見込み・鉢類では内外側面のどちらか一面に ・壺類では外側に主文様となる絵を描き器の縁や肩を 補助的な文様で飾る意匠。 ★型物は・大名や豪商らの別注文に応じて製作された・ 国内向け最盛期古伊万里の傑作。 ★他・・・・・ ●『18世紀前半の色絵』・・・● **”18世紀前半の色絵の特徴”** ★金彩と染付をともなう赤絵糸五彩の色絵磁器を・「金 襴手」・と呼ぶ。 染付の色に負けぬように・赤色や金彩を強く施してい るのが特徴。 ★装飾性を探るために・空間を複雑に描かれた地文様で 埋める。 雷文・花形文・襷文・青海波・亀甲繋文・籠目文など の幾何学文様を使うことが多い。 ★他・・・。 ●『18世紀後半の色絵』・・・● **”18世紀後半の色絵の特徴”** ●『19世紀前半の色絵』・・・● **”19世紀前半の色絵の特徴”** ―”コラム”― ◆見込みまわりの文様。 ◆印判手。 ―”コラム”― ◆蕎麦猪口。 ◆唐草文。 ―”コラム”― ◆直し。 ◆キズ。 ―”PART・7”― ●●「古伊万里の製作工程」・・・●● ―”PART・8”― ●●「古伊万里のふるさとを訪ねる」・・・●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ■入力のミスはご容赦下さい。 ■他の出品も・是非・御覧下さい。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。 ■■入札案内・・・■■ ●状態はすべて点検済ですが ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承・御理解の上・入札下さい。 |
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