火入(ひいれ)とは煙草盆の中に組み込み、煙草につける火種を入れておく器のことです。
中に灰を入れ、熾した切炭を中央に埋めて、喫煙の際の火種とします。
切炭の埋め方は、火入の灰にあらかじめ炭火を入れて灰を温めてから、炭火を取り出して火箸で灰をならし、その中央に、客が煙草をつかうときに上部が燃えて灰とならないように、切炭を黒い部分を残して熾し、熾きた方を下に黒いほうを上にしてして、煙管で吸い付けやすいよう正面から見てやや斜めに頭が少し出るように埋め、灰押で灰を押さえ、火箸で筋を入れます。
切炭は、表千家と武者小路千家では右に、裏千家は左に傾けます。
灰形は放射状に筋を入れたものが多く用いられますが、流儀、火入により異なるものもあります。
香炉の小振りな物や向付を見立てで使用したのが始まりのようで、煙草盆と火入の組合せは、材質、形状、煙草盆との大きさ、煙草盆の縁の高さと火入の高さ、火入の釉色と煙草盆の塗色などが考慮されます。
銅器や鉄器はふつう用いられず、陶磁器が主に用いられますが、染付・呉須などの磁器には真塗や溜塗など、志野・織部・唐津などの施釉陶には一閑張など、備前・信楽など自然釉陶には木地・焼杉などを合わせます。【初代 宮川香雲】3代 宮川香斎の子供
眞葛 宮川香斎家から分家して龍谷窯を開窯
【2代 宮川香雲】
1938年昭和13年 京都府生まれ
1980年昭和55年 襲名
2代 香雲は、真葛香斎の甥に当たり、6代 清水六兵衛に師事
陶芸家クラブに所属、昭和43年退会し独自に歩む
昭和57年 京都高島屋で襲名展
次代の作家として宮川鉄司氏が作品を制作中
●火入(ひいれ)についてはモバイルの方は商品説明をもっと見る参照
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サイズ:約直径10.6×高9.2cm
作者:宮川香雲作(竜谷窯)
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【2代 宮川香雲】
昭和13年 京都府生まれ
昭和55年 襲名
2代 香雲は、真葛香斎の甥に当たり、6代 清水六兵衛に師事
陶芸家クラブに所属、昭和43年退会し独自に歩む
昭和57年 京都高島屋で襲名展
次代の作家として宮川鉄司氏が作品を制作中
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箱:木箱
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