型押しの立派な刻印ロゴ。傷も無く良好。型押しの立派な刻印ロゴ。傷も無く良好。ネジ式の端子もガタなく綺麗。ネジ式の端子もガタなく綺麗。封印ペイント。封印ペイント。封印ペイント。封印ペイント。ラベルの剥がれ痛みも少なく綺麗です。ラベルの剥がれ痛みも少なく綺麗です。ガスケットの状態。ガスケットの状態。ガスケットの状態。ガスケットの状態。最も目立つ傷の状態。最も目立つ傷の状態。この部分、よくあるヘロヘロではなく完全。この部分、よくあるヘロヘロではなく完全。もう一本も同様に完全な状態。もう一本も同様に完全な状態。
アルテック804A グリーンハンマートーン 
16Ω 極上のペアです。

511Bにつけて聴いていました

当初は802Dと511Bだったのですがどうにも手に負えず
この804Aと組み合わせたところ素晴らしい音質でした。

普通の大きさのリスニングルームでは802Dよりも804Aの方が断然良いバランスで
鳴ってくれるように思います。(12畳の和室での感想です)
大きなホールでは802D+511Bの組み合わせで丁度良いのかもしれませんが、
普通の部屋では何としても硬い感じの音で、最後まで上手く調整出来ませんでした。

よくよく考えてみれば804AもA7システムに採用されていた訳で、
何も無理をして802Dで痩せ我慢をして聴いている必要もなかったですね。。。

この804Aはアメリカ在住のコレクター(日本人で既に故人)から31年前に
現地で譲り受けた物で画像3、4枚目の通りケースは未開封で
オリジナルダイアフラムだと思います。

グリーンのハンマートーン塗装もかなり良い状態で最も目立つ傷が8枚目の画像です

DC/Rはそれぞれ8.2〜8.6Ωと8.4〜8.7Ω程です。

静かな部屋でデジマルで測定したのですが、部屋の暗雑音を結構敏感に拾うようで
変動します。 試しに柏手を打ってみると面白いように反応します(大変な高能率
ですね)。

当初は811をセットしたのですが、シャープなものの
少々物足りなさが残り511Bに換えました。

511Bはデッドニング無し(全く無し)で箱の上に置いただけにしたところ、
クラッシックまで素晴らしい再現性で奏でる万能システムになりました。
 
ブラスの響きや和音の広がり弦の美しさは本当にうっとりする程で、
そこそこの音量で聴いているにも関わらず、うっかり寝てしまい
レコードの終わりの溝を減らして?しまう事がしょっちゅうでした。

確かにデッドニングゼロでは欠点も有り、例えばNHK FMでニュースになると
アナウンサーの声ですらホーン鳴きの付帯音が明らかに聴こえます。

多少の調節を試みた際には、家にあったお手玉(小豆の粒入り)をくすねて、
それをホーン上部に置いて鳴き止めをしてみたりしました(見つかって怒られるオマケ付き)。
コレはなかなか良い方法で、コーキング剤などで固めてしまうと後戻りができないですが、
お手玉であれば、数も好みで増減でき、また直ぐに取り外して初期設定に戻せます。

私は主に自作の45や71Aのシングルアンプで聴いておりました。
71Aでも十二分な音量で再現してくれました。

KT88p.p.等では逆に締まりすぎの感があり、やはり三極管のシングルアンプで
多少の二次歪みが乗った和音の膨らみが最高の音楽性を感じます。
もちろんコレは個人の好みですが、共感してくれる向きも多いのではないかと思ったりしています。

驚いたのは、小さなツィーターとの組み合わせてだけでは再現不足だったパイプオルガンの低音部が
804Aと511Bの組み合わせでは515Cを最大限に補助してくれて音階が明瞭に聴こえて驚きました。

ジャズやプログレ等もとにかくシンバルの再現が本当に素晴らしく、075の独特の音も良いですが、
生々しい再現(もしかすると高忠実度ではないのかもしれません)が鳥肌ものです。

ニュースでは気になる付帯音の人の声ですがボーカルや合唱では
全く気にならないばかりかうっかり涙ぐむような素晴らしさです。

ナットキングコールやドリスデイの口元がそこに見えるような鮮やかな歌声
いつまでも聴いていたいカンターテドミノの教会に響き渡る美しい合唱。。。

残念ながら、石のアンプに繋ぐとタイトに締まりすぎてなんとも言えない音になります。
ひと回り小さなシステムにでもなってしまったかのようなお行儀の良すぎる音とでも
言ったら良いでしょうか。。。 やはり石のアンプは新しいユニットで聴きたいです。

以上のように、本当に気に入っているシステムではあったのですが、
残念な事に身体を壊してしまい、病院にいる時間が多くなり、たまに帰っても
なかなかアンプに火を入れる事ができず、好きで集めた石のアンプたちも
久々に電源を入れるとコンディションを崩していたりでかわいそうな事
この上ない。。。

倉庫を借りてまで集めたアンプやチューナー、スピーカー類もこのままでは
完全な死蔵状態です。。。
なので小規模なシステムを残し、身辺整理を進めております。

コンディションは画像のように大変良く、音質も素晴らしいので同じように
球のアンプで大切に聴いていただける方に引き継いで頂ければ嬉しく思って
おります。

 ※1点お詫びですが※
 ※片方のナットとワッシャーが見当たりません※

おそらく、ヘルパーさんが掃除をしてくれた際に(多分私が床にでも落としてしまった)
吸い込まれてしまったのかもしれません。 

申し訳ありませんがこれはご手配ください。(オークションにも割とよく出品されているようです)

それでは、どうか可愛がっていただける方の元にお届けできますように。。。

  ※体調と病院との兼ね合い、また海外にも声を掛けているので※
  ※あまりにも掛け離れた価格の場合には途中で出品を終了する※
  ※可能性がある事をご了承ください(大変申し訳ありません)※