名著「明治印判の染付」料治熊太著に掲載されている桜花と胡蝶の図の皿2枚です。
この本の中で著者は当時の西欧風の写生に日本的風趣があるのが素晴らしいと書いています。
皿を埋め尽くす図柄が今となっては斬新です。
径16cmと飾りでも実際に使用しても良いサイズです。
文明開化を思わせる貴重な皿です。
(2019年 12月 15日 9時 05分 追加)皿の中の線のように見えるのは製作時の印判の堺の線で、割れではありません。
当時の陶工の苦労が忍ばれ、まさに明治です。
(2023年 5月 2日 18時 00分 追加)toshi