| 商品説明 |
| 柿右衛門展・ヨーロッパに開花した色絵磁器/ドイツから初めて里帰りする27件・イギリスから特別出品5件と国内所蔵作品で構成される初の試み
1993年 200P 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
ごあいさつ
17世紀中期から約100年間、ヨーロッパの王侯、貴族を魅了し、彼らの宮殿、城の多くを飾ってきた日本を代表する色絵磁器・柿右衛門展を開催します。
元和元年(1615)の周李参平による肥前・有田(現・佐賀県有田町)の泉山での自然発見によって日本磁器の誕生をもたらし、喜三右衛門(初代柿右衛門)の苦心が、わが国初の色絵磁器完成へと導きました。
オランダ連合東インド会社によってヨーロッパに積み出された大量のやきものの中でも、繊細な様式展開と優美な色彩によって、柿右衛門様式の作品は特に人気を得ました。さらに、濁し手(にごしで)の完成で、以後のマイセン (ドイツ)をはじめ、ヨーロッパにおける磁器の焼成、色絵の成功に大きく影響を与えたものです。「カキエモン」という呼び名も知られないまま、浮世絵よりも一足早く、ヨーロッパで日本文化を普及していたのです。
「柿右衛門」の巡回展は過去、2度開催されています。1度目は1976年、柿右衛門古家跡発掘調査に際して。2度目は1983年、工房を継承してきた酒井田家の13代が没し、14代の襲名記念としてです。
近年、ヨーロッパで日本、中国の磁器が取り上げられる展覧会がよく開かれ、 中でも「柿右衛門」のすばらしさが見直されています。ドイツのカッセルなどでは、日本で見られない名品が初公開されるなど、今まで知られていなかった作品の新発見もあります。今回は輸出以来、300年以上もの間を経て、ドイツから初めて里帰りする27件に、イギリスからの特別出品5件と、国内所蔵作品を合わせて構成という初の試みで、柿右衛門様式の作品のすばらしさを紹介し ます。
本展開催にあたり、貴重な作品をご出品下さいました国立カッセル美術館、 ヘッセン州立城・宮殿・庭園管理部、ファザナリ城博物館(以上、ドイツ)、大英博物館、ビクトリア・アンドアルバート美術館(以上、イギリス)をはじめ、国内の美術館、所蔵家の皆さま、ご協力を賜りました皆さまに心からお礼申し上げます。
1993年3月
お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。
中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。表紙小傷。ページ小黄ばみ。ご理解の上、ご入札ください。
もちろん読む分には問題ありません。232652新 |
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| 注意事項 |
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評価が悪い方からの入札は固くお断りします。特に外国人代行業者など評価の悪い方が入札された場合には予告なく削除する場合があります。
細部に至るまではチェックしておりませんので、書き込みや蔵書印等ある場合があります。ご理解の上、ご入札ください。
ほとんどは一般的な中古本ですので、状態に神経質な方はご入札をご遠慮ください。
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