私自身が80年代にトーマスに特注かけたロッドになります。未使用です。オプション内容はカーボロいではなくフル瑪瑙のガイド、ブランクは焼の強いヘリテージスペシャル。リールシートはアメリカンウオールナット、ジャーマンニッケルシルバーのスクリューほか、贅を尽くしたスペシャルフィニッシュです。ミラー2TOPです。
オリジナルチューブには3/8oz Lure sizeとありますが3/4ozから1ozまでは余裕かと思います。気持ちいいのは3/4ozのもちろんトップルアーと思います。正真正銘私が注文したものでいわゆるセコハンでもなく(バンブーに限らず樹脂系のロッド、カーボンやグラスももちろんくたびれるので)完全なる未使用なのでこれからのオーナーに歴史的価値のあるこのロッドの、バス釣りの未来を託します。
バンブーといえばフィリプソンのペースメーカーが有名ですが(僕は実際に使ってます)所詮、量産メーカーであり、作りはこのロッドに遠く及ばない、ペースメーカーは言うならば量販店のバス入門セットの竿くらいです(実際にそういう感じです、当時のカタログでは)
このトーマスともう一つ出しているディッカーソンはバス釣りの歴史そのもの、世界にも数本レベルかと思います(少なくとも僕は他のものをこのネット時代に検索しても見つかりません)
ロッドグリップコルクが汚れているように見えますが経年の黒ずみであり正真正銘未使用ですのでご安心ください。
この本当に価値のある、バス釣りの歴史的な竿をわかる人に引き継ぎたい。切に願います。アクションはもちろんスローテーパーなトップバス釣りに最適なアクションです。

ご参考までフライフィッシングをされる方ならご存知かと思いますが念のために以下メーカーサイトより抜粋。

”トーマス&トーマス社は、アメリカ合衆国最古の地、ニューイングランドにある。
当時大学で教鞭を取っていた2人、トーマス・ドロシーとトーマス・マクスウェルが趣味で作り始めたバンブーロッドから始まる。 かのレナード、ペインを凌駕する美しく優れたロッドを作り出すアメリカンバンブーロッドメーカーのトップに成るという大きな夢をかなえるべく、1969年創業に至った。 その後、名実共にその夢をかなえてしまったというアメリカンバンブーロッドメーカーの雄だ。 芸術品と呼ぶに相応しいトーマス&トーマスのバンブーロッドは国家元首への贈呈品とされる程であり、 王室を始め、数多の大物著名人達に愛用者が多い。ブッシュ元大統領、ベニー・グッドマン、ロバート・ミッチャム、エリック・クラプトンなどが挙げられる。
現在もトーマス・ドロシーのロッドに対する熱意、技術、経験がインスパイアされ製造そして変化をし続けている。”

もちろんネーム(個人名)は入っておりません。気持ちよくお使いいただけるかと思います。
アクションの目安はフェンで言えばFC64のような、Heddonマグナグラフであればスペシャルザラスプークに雰囲気がにてます。