【詳細】
西澤保彦 神麻嗣子シリーズ 既刊全巻set

幻惑密室 2003年1月25日4刷 講談社発行
実況中死 2001年3月1日2刷 講談社発行
念力密室 1999年1月8日初版 講談社発行
夢幻巡礼 1999年9月5日初版 講談社発行
転送密室 2001年2月13日2刷 講談社発行
人形幻戯 2002年8月5日初版 講談社発行 帯付
生贄を抱く夜 2004年12月5日初版 アンケート葉書完備
ソフトタッチオペレーション 2006年11月7日初版 講談社発行

神麻嗣子の超能力事事件簿 
カバーイラストと挿絵は水玉螢之丞。超能力が実在するが、一般人にはそれが知られていない世界を舞台にしている。エスパーが関わっていると思われる事件に対して、誰がエスパーなのか、超能力をどう使って犯罪を行ったのかなどを、主人公たちが推理するのが主なテーマ。作者独自の珍名趣味が通行人程度の役にまで徹底されている一方、稀に笹本、吉川など普通のネーミングが大きな役で用いられる。1話ごとに物語は完結、シリーズ全体を通したドラマとしての伏線も散りばめられている。悲劇的な結末を予感させるような伏線も多いため、懸念した読者の問い合わせに対して作者は、必ずハッピーエンドとなると明言。ただし2006年で発表は中断しており、文庫版も全作絶版となっている。イメージを担ってきた水玉螢之丞も2014年に死去。

実況中死
他人の見た風景がそのまま見えてしまう「超能力」を得たばかりに、殺人やストーカー行為を「体験」してしまう恐怖!思い悩む女性の訴えに、“チョーモンイン”の出張相談員・神麻嗣子、能解警部、作家の保科の三人は調査を始め、推理を巡らす。そしてたどり着いた驚天動地の真実とは。

西澤保彦
1960年高知県生まれ。1995年に『解体諸因』でデビュー。本格ミステリーとSF的手法を融合させた作品で人気を博す

【状態】
経年劣化により多少の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。
※夢幻巡礼のカバー背表紙上部に破れが御座います。