携帯電話やメール全盛の時代ですが、いま、手紙の意味が見直されています。電話やメールでは失礼だったり、どうしても手紙を書かなければならないケースはいろいろあるものです。いただきもののお礼状、病気のかたへのお見舞い、お悔やみ、やっかいなお願いごと、お断りやおよびの手紙など。気の重い手紙や、書き出すきっかけの言葉が見つけにくい手紙でも、お手本にする文例があると、思いのほかすらすらと筆が進みます。きちんとした手紙が書けることは「美しい人」の条件です。2002年に刊行した主婦の友新実用BOOKS「手紙・はがき基本文例集」を全面的に見直し、時代に合わせて新編集した最新版は、さまざまな目的に合わせて使える手紙の事典です。