★☆■龍香堂■*復刻木版浮世絵 喜多川歌麿『鮑取り』☆★ | |
★商品説明★ | 外寸(約):315×445mm 絵サイズ:255×367mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 世界的浮世絵師、喜多川歌麿。その作の浮世絵版画『鮑取り』(三枚続の一部)です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。歌麿の得意とする美人画を手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ※画像4は裏面の画像と使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ●喜多川 歌麿:江戸時代に活躍した浮世絵師の代表的な一人。喜多川派の祖である。国際的にもよく知られる浮世絵師として葛飾北斎と並び称される。当初は黄表紙や洒落本などの挿絵を描く。肉筆画・春画にも優れ、ついで役者の大首絵を美人画に採用。寛政期、鳥居清長と並ぶ美人画の第一人者となった。繊細で優麗な描線を特徴とし、さまざまな姿態、表情の女性美を追求した美人画の大家である。 【作品解説】鮑取り(あわびとり) 江ノ島の海女を描いたと言われており、全裸に近い海女ふたりの姿が印象的な美人画である。女性の輪郭線を墨色ではなく肌色を用いた事により、健康的でみずみずしい海女の肉体を見事に表現し、それと対称的に黒々とした濡れ髪が画面を締めている。この様な歌麿独自の手法、色彩表現は浮世絵ならではの見事な技法であろう。 |