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著者によれば、限界芸術とは、純粋芸術や大衆芸術より広大な領域で芸術と生活との境界線にあって、専門家でない人によって創られ、普通の人々に享受される作品をさす。それは、五千年前のアルタミラの壁画以来、地上にあらわれた芸術の最初の形であり、また今日の人間が芸術に接する最初のジャンルでもある。本書には、この限界芸術の意義を論じたユニークな論文「芸術の発展」のほか、「黒岩涙香」「マスコミ時評」など四篇を収録。 (「BOOKデータベースより) 講談社学術文庫1992年7刷。189頁。 奥付に所有者印あります。ヤケ、角折れなどありません。カバー擦れも少しです。 |
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