誰がために鐘は鳴る「老人と海」('58)のアーネスト・ヘミングウェイが自らの体験を基に発表した同名の長篇小説を、「深夜の告白」('44)のバディ・G・デシルヴァが製作指揮し、「チップス先生さようなら」('39)のサム・ウッドが製作、監督に当たった。脚色は「駅馬車」('39)のダドリー・ニコルズ、撮影は「風と共に去りぬ」('39)のレイ・レナハン、音楽は「80日間世界一周」('56)のヴィクター・ヤングが担当した。主演は「真昼の決闘」('52)のゲイリー・クーパーと「カサブランカ」('42)のイングリッド・バーグマン、「将軍に死す」(36)のエイキム・タミロフ、「情炎の海」(44)のアルチュロ・デ・コルドヴァ、「若者のすべて」(60)カティナ・パクシヌーが43年度アカデミー助演女優賞とゴールデン・グロープ助演賞を獲得した。(1943年・米国)新品、未使用