■商品詳細【書名】 佐久間象山自筆 ドゥーフ・ハルマ字書開板史料
【著者】 佐久間象山
【成立】 嘉永2年9 月~嘉永3年12 月
★ 佐久間象山が信州松代藩時代に企てた『ハルマ字書』増訂開板に関係する新出未発見史料です。
★ 『象山全集』の嘉永年間の空白を埋めるもので、『ハルマ字書』開板のための象山の金策や苦闘を知り得ることができます。
★ 字書開板のための象山自筆の借入通帳や「金千両」の借入覚え書きなどの文書や関係する書簡類など多数あります。
★ 史料の総数は封筒などを除いて約35点。
★ 史料の旧蔵者は象山の良き理解者だった松代藩士竹村金吾です。
★ 竹村金吾以外の書簡は、楮之助様・忠蔵様・宮下兵馬様・蟻川賢之助書状・感應院様御自筆御書着などがあります。
★ 字書は未刊のままで象山の計画は失敗に終わりましたが、この失敗により江戸に出て活躍するきっかけとなったとも考えられます。
★ コメント
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佐久間象山の「借金通帳」 蘭和辞典づくりで金策
佐久間象山(国立国会図書館蔵)=共同
幕末の思想家、佐久間象山(1811~64年)が蘭和辞典を作るため金策に奔走していたことを示す借金通帳などが4月1日から丸善日本橋店(東京)で初公開される。
象山が仕えていた信州松代藩に、幕府編さんの蘭和辞典「ハルマ辞書」に新語を取り入れて改訂しようと願い出たことは知られていた。実際に借金し、辞書が製作途中だったことを裏付ける史料の公開は初めて。
初公開される佐久間象山の借金通帳=共同