1970モデルから1971モデル 911に使われた5本支柱のエンジンフードグリル、当時物中古品です。
1970モデル以降の5本支えグリルは、中央と左右の3か所の支柱内へエンジンフードへの固定ボルトを組み込む形へ変更されました。
本出品のフードグリルは、何らかの理由で分解され再生された部品です。
本来は、13本のルーバーを支える支柱に対して、グリル下側のアルミ合金製エキスパンドメタルを挟んで、固定ボルトを組んだ5本支柱のハーフパートをアルミリベットでカシメ固定してあるのですが、アルミリベットに丸形スピードナット固定により組み立てられてます。(7枚目画像8枚目画像参照)
オプションのリヤワイパーをオーダーした場合、エキスパンドメタルを破りワイパーモーターを取り付けられた処理を考えると、エキスパンドメタルの交換目的だったのでは?と推測しました。
長期に亘って使用された部品なので、ルーバーへのキズ付着、アルマイト処理が剥がれた個所など存在します。
そのアルマイト表面処理が全体的な曇りが軽微で、そこそこの光沢が維持されているのが本部品の特徴だと思います。
レストアされた車両への使用には適しませんが、一般的な中古車への使用にはバランスがマッチする様にも思われます。
半世紀前に製造され長期間使用された部品であること、上記説明を理解できる方の入札にてお願いします。