[完成品] 1/48スケール ハセガワ製
日本海軍 艦上攻撃機『天山』12型
主翼折りたたみ格納状態
中島飛行機製
第210海軍航空隊
模型サイズ : 全幅 150mm(主翼折りたたみ状態)、311mm(主翼展開状態)、全長 226mm
ハセガワ製1/48スケールの折りたたみ状態の模型を組立、塗装しました。主翼は折りたたみ状態にて固定しています。フラップは下げの状態で固定しています。塗装は機体上面が中島系海軍暗緑色、機体下面は中島系海軍明灰緑色、エンジンカウリングは海軍カウリング色、機体内部は中島系機体内部色、主脚格納部、主翼内部は青竹色、プロペラはレッドブラウン日本機プロペラ色、タイヤはタイヤブラック色です。主翼前縁の黄橙色味方識別帯は吹付塗装です。九一式酸素魚雷は黒鉄色、先端は赤色です。
製作は素人が趣味の中で製作したものです。仕上がり具合は画像にてご確認願います。
尚、非常にデリケートな商品ですので、発送に際しては細心の注意を払って梱包致しますが、輸送途中で部品が脱落したり、折れたりする事もあるかも知れません。出来れば接着等の簡単な補修が可能な方の入札をお願い致します。
[艦上攻撃機『天山』12型について]
艦上攻撃機『天山』は昭和14年、現行の九七式艦上攻撃機の後継機、14試艦上攻撃機として開発が始まった。現行の九七式艦上攻撃機よりも100km/hも速度が速い攻撃機として期待された。発動機は中島が新しく開発していた中島『護』発動機を搭載した。ところがこの発動機は開発が難航したが、高速攻撃機が一刻も速く必要であると考えた海軍は見切り発車で『天山11型』として採用した。その後も発動機の不調は改善されなかったので、一式陸攻で実績のある三菱『火星』に変更する事を海軍は指示した。それが12型になります。発動機自体の出力は小さくなったが、排気管を推力式排気管と、自重が120kgー程度軽くなったことで12型は11型よりも17km/hも速くなり482km/hとなった。また、空母のエレベーターに納まるように垂直尾翼の端が三点姿勢で床と垂直になるように切り取られています。