●内容:
『絵巻』
カバー:岡田嘉夫 平成2年(1990年)2刷発行 新潮文庫
栄枯盛衰のめまぐるしい源平時代、その裏には、後白河法皇の不気味な
存在があった。そして彼の周囲にもまた、権力にこびへつらいながらも、
たくましく現実に根をはっていく個性豊かな人間の姿があった。かわら
ぬ人間の欲望と、変転きわまりない“時代の流れ”を“絵巻”に準え、かつ
ての独裁者入道信西の子であり冷徹な観察者でもある静賢法印の“日記”
を“詞書”とした連作小説。
『波のかたみー清盛の妻』
カバー:『平家物語絵巻』巻第十一中「先帝御入水」 1989年初版発行 中公文庫
政争と陰謀の渦中から栄華をきわめた平家一門。やがて東国に興った
平氏打倒の嵐に翻弄され、西海の藻屑と消え去るその足跡を、頭領の
妻を軸に綴る。公家・乳母制度の側面から捉え直す新平家物語。
●著者:永井路子 装画:関野準一郎
●発行:文藝春秋
●2021年新装版9刷発行
●サイズ:文庫(厚さ2.1センチ)
●状態:カバー端やや擦れ・剥げ、ページ日焼け
●重量:423g
●送料:無料(ネコポス)
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