【詳細】
全初版 殊能将之 7冊set
※バラ売り対応は致しません※
ハサミ男 1999年8月5日初版 講談社発行 帯付 愛読者カード完備
キマイラの新しい城 2004年8月5日初版 講談社発行 栞完備
美濃牛2000年4月5日初版 講談社発行
黒い仏 2001年1月10日初版 講談社発行
鏡の中は日曜日 2001年12月5日初版 講談社発行
子どもの王様 2012年8月6日初版 講談社発行
樒/榁 2002年6月5日初版 講談社発行 ※袋綴じ開封済
ハサミ男
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。ハサミ男は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作!
美濃牛
病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞(きおんどう)は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子(こうがどうじ)という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめられた、精密で豊潤な傑作推理小説
黒い仏
9世紀、天台僧が唐から持ち帰ろうとした秘宝とは。石動が調査に行った寺に残されていた奇妙な本尊。指紋なき部屋で発見された死体と黒い数珠。かくて事件は恐るべき終局へ。究極の名探偵・石動戯作が降臨する!
鏡の中は日曜日
鎌倉に建つ梵貝荘は法螺貝を意味する歪な館。主な魔王と呼ばれる異端の仏文学者。一家の死が刻印された不穏な舞台で、深夜に招待客の弁護士が刺殺され、現場となった異形の階段には一万円札がばらまかれていた。眩暈と浮遊感に溢れ周到な仕掛けに満ちた世界に、アの名探偵が挑む
殊能将之
1964年、福井県生まれ。名古屋大学理学部中退。1999年『ハサミ男』で第13回メフィスト賞を受賞しデビュー
【状態】
経年劣化により多少の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、全体的には概ね良好です。
※ハサミ男と美濃牛の天に若干のシミが御座います。