VestaxのDJコントローラー「VCI-300」です。
古い製品ですが、この価格帯、このサイズでSerato DJ Proの使えるコントローラーです。
パソコンにつないで、大まかな動作確認をしました。
パソコンはWindows、Mac共に接続できました。Serato DJのバージョンは2.5前後です。
このコントローラーは非常に使いやすく、ジョグの回転の重さを調整できます。
ジョグの回転の重さを調整できるコントローラーはパイオニアの高い機種しかなく、安いコントローラーにありがちなジョグが回りすぎることがありません。特にレコードからDJをやっている人にとっては扱いやすいコントローラーかと思います。
縦フェーダー、クロスフェーダー共に、とてもスムーズで、ガリや音漏れはありません。
HOT CUEなどのよく操作するボタンは問題ありません。他のボタンも実際機能を試したわけではありませんが、特に問題はなさそうです。
左右のスタート、ストップのボタンの表面が剥げています。
写真4枚目の赤矢印のボタンが押せません。ただ、このボタンはほとんど使うことはないと思います。
Windows、Macともにドライバーは必要ありません。パソコンにつないで少し待つと使えるようにやってなります。
WindowsはWindows10と11、MacはOS10.14にて確認しました。
このコントローラーの縦フェーダーとクロスフェーダーは写真10枚目のように、それぞれ独立した基盤にフェーダーが付いていて、コネクタでつながっています。そのため、裏ブタを開けると簡単に交換可能です。壊れていてもフェーダーの大丈夫なジャンク品などを探せば、フェーダーを交換することができます。
実際アンプにつないで音を出してみましたが、RCAの方だけです。Phoneの方はケーブルがなかったので未確認です。小さいパソコン用のスピーカーにつないで、低い音で簡単にチェックしただけで、とりあえず音が出ることは確認しました。
なにぶん、古い機種ですので、今のSeratoの機能に全て対応しているわけではないので、使えない機能とか、設定できない機能とかはあるようです。また、他に何か問題のあるところがあるかもしれません。
電源はUSBから取れますので、アダプタがなくても大丈夫です。
付属品はありません。
このような状態なので、部品取りや、曲のチェック用とかに使った方がよいかもしれません。
一応、ノークレーム、ノーリターンでお願いします。