商品説明 |
| 日本刀の副小刀/一般刀身以上に真偽の区別が困難でありその判定は人によってまちまちになる・それだけ廣く研究者に資料を提供する必要がある
昭和50年 257ページ 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
はじめに 一般に日本刀研究者間で小柄の名称で通る小刀、ここでは副小刀は従来あまり注意されることなく 現在にいたり、最近ようやく一部日本刀愛好者から鑑賞されはじめた。日本刀実用時代にもほとんど詳しい 研究の残されていないことは、刀・脇指などと違って消耗品的生産を主としたからであろうか。刀鞘につけ てある通り小柄・笄と並べる程度であった。 しかしその中で伊勢貞丈は『刀剣問答』中に「鞘に小刀かうかひさし候事,何の為に候にや」との問に対(ば)(副子) して「刀にさす小刀をはそへこと申候 宗吾一冊其外旧記にみへたり 刀にそへる小刀という心也」と説明 している。
私は若いとき研究室で何をしていてもよい時代がなり長期にわたってあった。これもその時期における仕 事の一つである。
それで昭和六年五月一日号「刀劍と歴史」(第二百四十号) にこの問題を取扱って若干の考察を記した。当 時は日本刀愛好者たちからはほとんど顧られることもなく、収集家も僅少であったが、私は小刀といえども同じような製作過程を越えたものでありながら軽視されていることに注意した。しかしこの種類は一般刀身 以上に真偽の区別が困難であり、その判定は人によってまちまちになることが多い。 「それだけ廣く研究者に資料を提供する必要があると考えて纏めたのがこの小冊である。ここに収録の資料 は私がかつて集めた以外、出版社の飯田氏によって増加されたものも多いので、すべてを私の名で公にする ことを憚るが、飯田氏の希望によっていまは一應私の名で出版をした。本来は飯田氏と共著であるべきはず のものである。ただ總論としての記述と私の集めた資料の説明は自らの責任で執筆をしたが、いささか今日まで学究として歩みつづけて来た私にとっては、不本意な点もあるが研究上の資料提供として諒されたい。
お好きな方、お探しの方いかがでしょうか。
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もちろん読む分には問題ありません。445563
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