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株式会社 村田製作所の φ27 他励型ピエゾ素子(圧電振動板)です。写真の数とは関係なく、
2枚一組を出品単位1個として出品致します。 定額出品で即決です。
価格は一組240円。 送料は別途85円ご負担下さい。
この品は落札合計3個まで送料総額85円でお届けできます。
10組以上ご希望の場合は別オークションで対応いたします。 質問欄よりご希望数量をお知らせください。
参考価格は10組で商品価格240円×10組×0.7+送料210円=1,890円になります。
この素子は電気的振動と機械的振動を可逆的に変換することができます。
素子に外部から交流電圧を加えると、その波形に応じて振動し、逆に
機械的ストレスを加えると、そのストレスに応じた電気信号を発生します。
素性は、容量性インピーダンス特性を持つセラミック材です。
●商品説明
品 番 7BB-27-4LO
駆 動 電 圧 規定されていません。 技術資料20ページ(定格上の注意)参照
振 動 板 φ27mm t= 0.3mm 材質:黄銅生地
ピエゾ本体 φ19.7mm
厚 み 最大約0.54mm(振動板とピエゾ本体の合計厚み)
リード線長 約50mm AWG32
重 量 約 4.4g / 2枚
注 意 事 項 素子にDC電圧が加わらない様にご使用ください。 銀メッキ電極を素手で触れないでください。
●実験レポート その1 (周波数応答範囲の確認)
ピエゾ素子を両面粘着テープで150mm×150mm×5mmのダンボール紙の中央に貼り付け、
低周波発振器より20Vp-pの正弦波信号を加えて周波数応答範囲を聴感確認しました。
(聴感確認のため結果は個人差が大きく影響します。)
振動板としてのダンボール紙はスピーカーBOX等に組み込まず、裸で空中に吊り下げた状態です。
200Hz ~ 12000Hzまで問題なく音が聴取できました。
12000Hz以上は私の耳では音の確認ができませんでした。
200Hz ~ 100Hzの間は音としては聞き取れませんが指先で振動を確認できました。
100Hz以下の領域は音および指先での振動確認はできませんでした。
●実験レポート その2 (平面スピーカーとしての実験)
昇圧トランスとして100V:6.3V 5VA の小形ヒータートランスを流用しました。
100V側にピエゾ素子を接続し、6.3V側をラジオの8Ωイヤホンジャックへ接続します。
ピエゾ素子と振動板は上記 『実験レポート その1』 の状態のままです。
ラジオ放送の音声は違和感なくクリアーな音で聞き取れました。
音楽についても特に違和感は感じませんでした。
ひとこと この素子をスピーカーのドライバーとして活用する場合は、振動板(上記実験ではダンボール紙を使用)の材質や構造、素子の組込み個数が結果に大きく影響します。
●用途の提案
①電子ブザーの発音体
②スピーカー
③マイクロフォン(クリスタルマイクの代替)
④振動センサー (ガラス窓やドアーの防犯センサー)
⑤水中聴音器(確実な防水処理が必要です。)
⑥地中聴音器(がけ崩れ等の前兆を音で検知できるかもしれません。 確実な防水処理が必要です。)