安土小判金は織田信長公が安土城に入城した天正四年(1576年)より鋳造されました。江戸時代最初の慶長小判金より古い室町小判金・安土小判金・桃山小判金の三種をまとめて、歴史家には「先三代小判金」と呼ばれています。

コレクター放出品です。表には信長公の花押(サイン)「麒麟」が描かれています(2枚目の画像)。また、端に数個の小正円が刻まれ、その数によって発行年が特定できるそうです。裏には最後の室町小判金より引き継いだ「扇面」(4枚目の画像)と信長の持つ進取の気性を象徴する「新世紀旭日」(5枚目の画像)が刻まれています。汚れや細かな傷があります。撮影の際の光の量によって実物と違った色に写ることがあります(1・3枚目の画像が最も実物の色に近いように思います)。
これまで一度も鑑定に出したことがなく、正真正銘の真贋不明ですが、トラブル防止のためあえてレプリカとして出品させていただきます。また、金品位を記載した保証書が付属しませんので非金製品として出品させていただきます。ご納得いただける方のみご入札ください。大きさの比較のためにいっしょに撮影した万延小判金(縦約3.8㎝、横約2.1㎝)および小判金一覧表は商品に含まれません。自己紹介欄にオークション休業日を記載させていただいております。お手数とは存じますが、ご入札前にお読みいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。