イセヒカリとは、伊勢の神宮さまにて生まれたお米です。「伊勢ひかり」は、別名「奇跡の米」「神の米」「天の米」と言われています。平成元年(1989)に三重県伊勢地方を襲った台風の影響にて、伊勢神宮の神田に植えられていたコシヒカリがなぎ倒されてしまいました。しかしその中に、すくりと立ち黄金色に輝く二株の稲がありました。それは偶然できた新種だったのです 。その稲のDNAは過去のどの品種にも該当しないという事で、神業として話題になりました。あの嵐から生き残ったこの稲はただ者ではない、ということで試験栽培が始められました。そして伊勢神宮の酒井逸雄少宮司が皇大神宮御鎮座二千年を記念して「イセヒカリ」という名前がつけられました。そしてもう一つ、イセヒカリにはおもしろい特徴があります。それは、商売気を出すと育たない、ということです。誕生のエピソードが神秘的であることから、当初は様々な方が商売に生かそうとイセヒカリを植えられました。しかしなぜか、そのような気持ちで植えるとうまく育たなかったそうです。このイセヒカリは商売ではなく、我々日本人が忘れようとしていた稲に対する感謝の心、そして自然に対する謙虚な気持ちを呼び起こすため、生まれてきたのかもしれません。しかし、いまだ認知度は低いお米です。お米屋さんでも見かけることはほとんどありません。イセヒカリの誕生には奇跡と神秘の背景があり、食味も良く、健康に良いといわれていますがその理由を探ります。米は主にアミロースとアミロペクチンという成分でできておりそれぞれの含有量でお米の食味は変わります。
アミロースが多い⇒硬質であっさり
アミロペクチンが多い⇒粘りが強い
つまり、コシヒカリなどのお米はアミロペクチンが多く、イセヒカリはアミロースが多いお米なんです。現代で美味しいとされるお米はアミロペクチンの多いモチモチしたお米ですが、最近では、イセヒカリのようなアミロース値の高いお米が健康に良いともいわれています。ミロースが多く含まれるお米は構造上ブドウ糖の分解に時間がかかります。したがって、コシヒカリなどに比べ糖の吸収がゆるやかなのです。つまり、アミロースを多く含んだお米は、血糖値の上昇を緩やかにでき、体に負担を与えないので、糖尿病の食事療法にも提供できるとして期待が高まっているのです。農薬、肥料を一切不使用の自然栽培で育てた貴重なイセヒカリです。「奇跡の米」とも言われ、未品種登録の為、公の市場には流通しないお米です。冷めても味が落ちにくいのが特徴で自然塩でにぎったおむすびは大変おすすめです。イセヒカリは硬質米で、玄米で食べられる際は、6時間以上水につけて炊くことをお勧めします。寝る前に仕掛けて一晩つけておけば大丈夫です。
さらに暇な人は読んでください。 今回はアトピーについて少し話します。ひびき農園では経験からアトピーの患者に一番に「日本晴」二番に「朝日米」三番に「ササニシキ」をすすめています。:ササニシキの評価です:「お陰さまで娘のアトピー性皮膚炎もかなりよくなり、急な発疹で痒くなるストレスが減りました」などの品種のお米を勧めています。以前私は梨と米農家でしたが、農薬を散布するたびに毎回皮膚がはれたりしたため何とか使わないようにできないだろうかと考えて出会ったのが木村式自然栽培農法です。肥料も農薬も使わない自然栽培は、日本発の土の力を生かした最先端の農業です。誰もが安心して食べられ、みんなが幸せになる古くて新しい栽培方法です。農薬による健康被害に最もさらされるのが生産者です。一方食べる人たちの中にもアレルギーや病気のために自然栽培の農産物を求めている人が確実に増えています。単に肥料・農薬・除草剤を使わない栽培ではありません。自然を大切にし、土の性質、微生物の働きなど自然の力を最大限に発揮させるます。農薬は水田だけではなく、それが川や海にも流れ出し漁業にも影響する。人が破壊してしまった環境を元に戻すにはこれしかないと思います。誰かがやらないと。自然栽培は「天の道」に沿っています。田んぼに住んでいる生き物も、作業する人も、その米を食べる人も元気になる。そんな農家が増えるとよいです。肥料や農薬に頼らず、土本来の力を生かして作物を育てる。命の力を発揮させる。土や草の役割を理解し生命力を最大限に引き出す手伝いをする。食の安全と環境保全を実現したいです。 自然の山の木の実は腐らない。枯れる。自然栽培も腐らない。それがアレルギー症状の改善に役に立つのでしょうか。今ではアレルギーの人たちからもたくさんの感謝をいただいております。アトピー性皮膚炎が軽くなった。アレルギー体質が変わった。ぜんそくが出なくなり食べられる食材も増えた。肌つやが良くなった。免疫力の向上、回復力の向上、腸内環境が改善され便秘が良くなった。味覚がもどり色々な素材の味がよくわかるようになった。外食したら調子悪くなった。それは安い農薬米が使われているために起こります。自然の力だけで育った食べ物は私たちの体や心にどう影響するだろう。日本は世界でも有数の農薬を使っている国の一つです。外国人は日本のことを放射能も怖いですが、残留農薬と硝酸態窒素(ヨーロッパでは基準値がある)の問題を恐れています。自然療法で体の不純物を排出することで健康な体をつくる。自分自身の自然治癒力を喚起する。健康に向き合い食の大切さにきずくことが大切です。購入していただいてこの自然栽培の運動を広めていきましょう。よろしくお願いします。 鳥取ひびき農園