内容(「BOOK」データベースより)
類いまれな容姿と知性を持つ藤波京子。その美しさは、ほかの女たちがどんなに着飾っても太刀打ちできるような種類のものではない。それは、彼女が精神までも毎日丁寧に磨き上げているために、涌きいずるものなのだ。いま、京子には大切な人間が二人いる。恋人の羽田と娘の梨花。恋人との逢瀬を楽しむ一方、彼女が会得してきたあらゆる美学をもって娘を育てている。しかし、やがて娘は、母の大いなる影から抜け出し、自分の心と体を自由に操ろうとするのだった…。極上の愛の物語。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
梅田/みか
1965年、東京にて作家・故梅田晴夫氏の長女として生まれる。慶応義塾大学文学部卒業後、執筆活動に入る。現在、小説のほかエッセイ、脚本家としても活躍中