「御用留秘帖 ー蝦夷地売却陰謀始末ー」
昭和57年5月初版。
カバー上部カスレ、細かい傷。
「隠密御用承り候」
昭和61年4月初版。
カバー前面に傷、帯・背側に褪色。
「江戸の落日」
昭和61年2月初版。
カバーに細かい傷、帯の背側に褪色がありますが、本文の状態は良好です。
3冊とも通常の読書にご不便はありません。
「親分!てーへんだ!」
「どうしたい、ハチ」
「こともあろうに蝦夷地をオロシャに売り飛ばそうって陰謀が発覚しやしたぜ!」
「慌てるねえ!そんな途方もないことをしでかそうって連中にしちゃあ、一味の名前が菊水党だの、黒装束で闇討ちだの、やってることがみみっちいじゃねぇか」
「そういやぁ『隠密御用』引き受けますって看板を出したあの浪人者も間が抜けていやすねぇ」
「その通りよ。仮にも隠密をやろうって奴がだ、『隠密屋でござい』だなんて、テメエでテメエの正体を吹聴していりゃあ世話はねえ!」
「まったくで。でもそれくれぇのカラクリだから、春陽文庫は肩が凝らずに読めまさぁ!
…それはそうと、例の明神丸が沈んじまったそうですぜ!」
「馬鹿野郎!それを早く言わねえか」
「何でも100万両もの御宝を積んでいたそうで!」
「なっ、な、なんだと…!百万両だと…!」
「へい!天下の一大事ですぜ!」
「…ひゃ、百万両ってぇと、百両より多いのけえ…?」
「親分、当たり前じゃござんせんか」
「…ひゃ、百万両あったら、二八蕎麦が何杯食えるんでえ?」
「えーと、百杯食って千六百文だから…えーと、とにかくたくさんでさぁ!」
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御用留秘帖 蝦夷地売却陰謀始末 (春陽文庫) 左近隆/著