■探偵冒險小説『地中魔』海野十三著。
装幀挿畫・伊藤幾久造。仙花紙薄冊。昭和22年初版カバー。ポプラ社。
■海野十三の二つの作品から成る読み物。
①表題作「地中魔」。②「蚤の探偵」→蚤を可愛がる警察官のお話。
●本体を綴じた背とカバーが分離してます。落札者様で当該箇
所を糊塗する等上手く修繕下さい。別段破れて居る訳では有り
ません。
●カバー表紙の表題箇所「地中魔」の「魔」に御覧の様な2条
の波線が有ります。
●紙質経年劣化で焼け・僅かな滲み有ります。
●全体としては「腐っても鯛」と言った処でしょうか。装幀の
佳さが貴重で枝葉末節を補填します。飽くまでも私の感情移入
且つ贔屓目ですが…。私の尺度では美本の範疇です。
●全116頁。書き込み有りません。
●古書に不慣れな方、殊更神経過敏な方には不向きです。回避
された方がClaimされなくて済みます。
●私の自己紹介欄もお読み下さい。読まずに取引為さる方が居
られますので、宜しく願います。
■該書以前出品中でしたが、写真を撮り直して再出品しました。
何卒御諒承下さい。