●タイトル:決定版 親鸞
●著者:武田鏡村
●ページ数:459ページ
●出版社:東洋経済新報社
中古の為、外観にキズ、ヤケ、剥げ、色落ち、使用感があります。
天・小口・地に多少のヨゴレ、ヤケがあります。
本文には使用感がありますが、書き込み等はなくご利用頂く上では問題ございません。
キズや汚れなど気になさる方、完璧を求める方、神経質な方、心配性な方はご遠慮下さい。
中古品ですので、ご理解出来る方のみ入札をお願いします。品質をこだわる方は入札をしないで下さい。
付属品・付録等については入札前に質問欄からお問い合わせください。通常、付属品・付録等がある場合には記載しております。記載がない場合付属しておりません。
商品によっては、非売品・限定品・製造終了・絶版・入手困難・品薄・貴重品・人気商品・希少アイテムの為定価よりも高額となっているものがありますので、予め御了承下さい。
【定価をこだわる方、出品価格が高いと感じる方は入札をしないで下さい。】
商品1つ1つに対して定価よりも高額であるか否かは記載しておりませんので、出品提示価格にご理解・ご納得頂けた方のみご入札をお願い致します。
内容
親鸞研究の第一人者が、親鸞の足跡の全てを調査し、信憑性のある史料だけを
もとにして、布教に生きた90年の生涯を綿密に分析。
長い歴史の中で装飾され貴人化されてきた親鸞像からフィクション的な要素を
取り除き、語られることのなかった実像に迫る。
「親鸞聖人七百五十回大遠忌」記念出版。
親鸞は、法然の教えに導かれながらも、聖徳太子信仰・善光寺
信仰を信じる念仏者たちとの生活を通し、念仏者たちと「川の
民」「山の民」が救われる信仰を説きました。それが阿弥陀如来
の本願による念仏信仰であり、悪人こそが往生できるとする「悪
人正因(しょういん)」です。
親鸞の「悪人正因」は、自分は彼らとは別な存在として説かれ
たのではありません。親鸞自らも「悪人」であるという自覚に立
って、悪人こそ阿弥陀如来の本願がそそがれていると各地を積極
的に布教し、晩年になっても指導しつづけたのです。
「親鸞聖人七百五十回大遠忌(御遠忌)」を迎えるにあたって、
親鸞の言行や史料分析、現地取材を通して、長い歴史の中で築き
上げられてきた貴人化として虚飾されている親鸞像を批判し、否
定しながら書き上げたものです。
親鸞の教えを現代に取り戻すためにも、「生きた親鸞」に迫る
ことが必要です。それは一切の差別からの解放を親鸞が説いてい
たからであり、その教えは現代にも通じているからです。
その意味でも本書が多くの人に読まれて、親鸞の教えの真実を知
っていただきたいと切に願うものです。
内容(「BOOK」データベースより)
親鸞研究の第一人者が、親鸞の足跡の全てを調査し、信憑性のある史料だけをもとにして、布教に生きた90年の生涯を綿密に分析。長い歴史の中で装飾されてきた親鸞像からフィクション的な要素を取り除き、語られることのなかった実像に迫る。
目次
はじめに――これまで語られなかった親鸞の実像に迫る
第一部 若き親鸞の実像
第1章 出自と出家時代
第2章 六角堂参籠から「本願に帰す」
第3章 空也から見る念仏聖の系譜
第4章 法然と門弟たち
第5章 法然と親鸞の関係
第6章 権力者から射られる「承元の法難」
第7章 親鸞が流罪となった真因
第二部 流罪と布教時代の親鸞
第1章 越後の親鸞の流罪生活
第2章 恵心尼と親鸞の越後
第3章 善光寺信仰と親鸞
第4章 親鸞と関東の門弟たち
第5章 親鸞の常陸奥群への布教活動
第6章 親鸞の「悪人」解放の信仰
親鸞年表
おわりに――親鸞の「悪人解放」を現代に活かす
|